スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←香水 →傷だらけの希望
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


もくじ  3kaku_s_L.png わたくしごと
総もくじ  3kaku_s_L.png 
総もくじ  3kaku_s_L.png 歌うのはキミ
総もくじ  3kaku_s_L.png 炎國物語
総もくじ  3kaku_s_L.png ロート・ヘクセ
総もくじ  3kaku_s_L.png 小説 ヒカリへ
総もくじ  3kaku_s_L.png 小説 ヤミよ
もくじ  3kaku_s_L.png 短編集
もくじ  3kaku_s_L.png 童話
  • 【香水】へ
  • 【傷だらけの希望】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「炎國物語」
化恋〈バケコイ〉

6、リカパニック

 ←香水 →傷だらけの希望
「具体的にどうやるんだ?地虎を鎮めるってえのは」
「鬼神の血は美味いらしい」
「………」
 我堂が固まる。

 私は気になって尋ねた。
「異能者の血、ではないのですか?」
「違うみたいですよ。何度か鬼神が自分に傷をつけるのを嫌がって、強力な異能者に代役をやらせたらしいんですが…」
「どうなったんですか?」
「その場にいた人間が全員食われたそうです。残ったのは見物してた鬼神だけ」
「ははあ…地虎の好みじゃなかったんですね」

 陸が困惑しているのにようやく気付いた。間姫はこれまで通り敬語だった。深くは考えないことにする。
「なあ、間姫。ここでてめえといつものどつきあいをやったら、やべえよな?いや、てめえが骨折しても治せる治療者がいないから、どっちにしろ…」
「え?治療者ならいるけど?後で遊ぼうな」
「げッ…」

 庭園で間姫はナイフを取り出した。
 指先に刃を滑らせると、血が流れて、雫が落ちる…
 瞬間、黒い影たちがその血の雫を飲み込んだ。黒い影は何故かこちらを窺った気がした。

「はい、おっけ」
「これで終わりか?」
「ああ。5年くらいは鬼神域は平和だな」

 間姫の指先の傷は消えていた。感心していると声がした。

「李花の子か…!」
「私たちの子か…!」

 そこにいたのは、第5機関とは関わりを持たない…
 しかし、強力な化け物である堕天使ルシファーと吸血鬼ゼロだった。あまりに有名な最強の悪魔と最強の吸血鬼は、私を見て固まっていた。

 間姫はしばらく無言だったが、ぽつりと言った。
「李花はおばあさまの妹の名前ですよ。零夜さん、葵って名字は誰のものですか」
関連記事
スポンサーサイト


総もくじ 3kaku_s_L.png
総もくじ 3kaku_s_L.png 歌うのはキミ
総もくじ 3kaku_s_L.png 炎國物語
総もくじ 3kaku_s_L.png ロート・ヘクセ
総もくじ 3kaku_s_L.png 小説 ヒカリへ
総もくじ 3kaku_s_L.png 小説 ヤミよ
もくじ  3kaku_s_L.png わたくしごと
総もくじ  3kaku_s_L.png 
総もくじ  3kaku_s_L.png 歌うのはキミ
総もくじ  3kaku_s_L.png 炎國物語
総もくじ  3kaku_s_L.png ロート・ヘクセ
総もくじ  3kaku_s_L.png 小説 ヒカリへ
総もくじ  3kaku_s_L.png 小説 ヤミよ
もくじ  3kaku_s_L.png 短編集
もくじ  3kaku_s_L.png 童話
  • 【香水】へ
  • 【傷だらけの希望】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【香水】へ
  • 【傷だらけの希望】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。