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「小説 ヒカリへ」
眠り姫

伍 幸せを求めて

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 二人で小さな家に暮らし始めた。ミレーユの外見が変わっていなかったので、一人残していく事になるのかと心配すると、
「大丈夫よ。これから歳を取るから」
 ミレーユの過去も聞いた。
 娼婦が身籠った子供で、美しかったため身体を売って暮らしていた事。父親を知らず、母親を姉と呼び、苦しい日々を送っていた事。
 愛しい人ができた事。その人に裏切られた事。深い川に身を投げた事…。
 何故、時が止まったのかは分からないとミレーユは首を傾げた。何故、見た目の年齢を操れるのかも分からないと言った。
 ミレーユを抱きしめた。
「もう良い。君がここにいるだけで良い。泣かないでとは言わない。泣いて良いんだよ」
「あの坊やが、大きく、立派になっちゃって…」
 彼女は泣いた。これまでの苦しかった日々を洗い流すように泣き続けた。

「私は幸せな家庭を築きたい」
「出来るよ。僕たちが幸せなら」


 祖母の語った話は荒唐無稽だった。けれど今は亡き祖父が元貴族なのは事実だし、祖母は本当を語る目をしていた。
 両親が呼んでいるからと皺だらけの祖母の手を引き、ゆっくりと歩いた。祖父にそっくりな自分が誇らしくなったのを感じていた。
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 二人で小さな家に暮らし始めた。ミレーユの外見が変わっていなかったので、一人残していく事になるのかと心配すると、「大丈夫よ。これから歳を取るから」 ミレーユの過去も聞い...
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